先日、一橋大学の野中郁次郎教授の講演を聴きました。
野中先生と言えば、「知識創造企業」の著者。
(これは私が受けた大学院の授業のテキストでもあります)
野中先生が言う「知識創造」とは、
「暗黙知と形式知の相互変換運動である。」
ちょっと難しいですね。
例えば、ソムリエがワインを飲んで
その時感じた感覚を言語化して自分の頭に記憶する、
その情報をもとにまたワイン飲む
というようなことです。
チームなどの組織でもこの
「暗黙知と形式知の相互変換運動」を繰り返すことで、
知識スパイラルが生まれ、
組織の力が蓄えられていきます。
ウィズダムの人材育成プログラムでも
暗黙知を形式知化するために、
「ふり返り」の時間を大切にしています。
これは、プログラムの中で感じたことや
学んだこと(この時はまだ無意識)を深く内省し、
言葉にして書いたり、話したりすることで意識化し、
学びを顕在化させ自身の力に変えていく作業です。
毎回、ゆっくり、そしてじっくりと
「ふり返り」の時間をとっています。
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